「常にアグレッシブに」

「個人のパフォーマンスの出力が高くなることが、また最終的に“チームの本当のまとまり(一体感)”に一番つながっていくと思っている。チームは本当に仲が良い分、その仲の良さっていうのは、本当に試合を心から楽しくできる。自分たちがやっぱり“バレーが楽しくてしょうがない!”って思いながらプレーできる中で、一番の強さを出せると思っている。 自分はそのパフォーマンス、自分自身のプレーの出力を、コートの上で誰よりもアグレッシブに全面的に出していきたい。決まった時は、もう誰よりもアグレッシブに体全体で喜んでいきたい。プレーの面でもそうですし、コートの上の“気迫”の部分でも、チーム全体をグイグイ引っ張っていけるはず。自分自身の、まずはプレーというところに一点集中でフォーカスして、常にアグレッシブにやっていく。そこが、今シーズンの自分にとってすごく大事かなと思います」

アジア選手権での髙橋選手(中央右)

仲がいい。でもそれだけでは、世界では勝てない。だから髙橋藍は、その“仲の良さ”を競技力に変えようとしている。楽しいからこそ、思い切って仕掛ける。思い切って仕掛けるからこそ、ミスを恐れない。ミスを恐れないからこそ、最後の1点で自分たちのバレーを貫ける。“楽しい”は、髙橋藍にとって甘さではない。攻めるためのエネルギーだ。

「自分がコートの中で“チームを引っ張っていかないといけない立場”だというのは自覚している。新しくカラーが変わっていくこれからの日本代表というところを、自分たちが昔と同じようなやり方でバレーボールをしていても、世界はどんどん進化しているし、それ以上に強くなっていかないと自分自身は絶対にダメだと思っている。“新しくなったチームに一番合ったやり方”は、自分自身も毎日コートの中で探り探りしながら行動している。その中でも、大人のやり方でチームを引っ張っていかないといけない。今の日本チームが世界で勝つためには絶対に欠かせない、必要なこと」