この日の合宿は、午後の練習を地元のファンに公開した。全員が入場できないほど多くのファンが駆けつけ、日本代表の注目度の高さをうかがわせた。中でも、練習を終えた和田が会場から出ると「応援しています!」や「ゆっこ、ゆっこ、ゆっこ!」と待っていた大勢のファンから歓声が上がった。
ネーションズリーグでチーム最多237得点(全体6位)、アジア選手権でも全体5位でチームトップの得点数を挙げた和田だが、「大事な試合の大事な場面で、オフェンスでチームを引っ張っていくっていうところだったりとか、苦しい状況で流れを持ってくるっていうのがなかなかできてなかったですし、そこが、今シーズン本当に大事な場面で一番やり切れなかったことがすごく悔しいかなと思います」と個人の課題を語った。
和田はアジア大会を“オリンピックに向けた過程の大会”と位置付けた。「1つ1つの大会で結果を残すこと。監督からもあったんですけど、先ばっかりを見すぎて、細かい過程のところにしっかり目を向けられないっていうんじゃなくて、そこの過程の部分をしっかりやっていくことで最後オリンピックにも繋がっていくっていうことを忘れずに、そのための今大会も大事な試合だという意識を持ちながら、こういう大会に出れることにしっかり感謝して、いい経験にできたらいいなと思います」。
32年ぶりに日本で開催する今大会。日本のファンにアジアの頂点を目指し戦う姿を見せることに和田は、「やっぱり結果で強さを見せることも大事だと思いますし、バレーボールの面白さっていうのを知ってもらえたらいいなと思います。特にやっぱり苦しい状況だったりとか、自分たちよりも強い相手に、チームで1つになって、そういう高い壁を越えていく面白さっていうのが、チーム競技のすごい見どころかなと思うので、そういう部分でのバレーボールの楽しさっていうのも見てる人に伝わるようにチーム全員で楽しんで、勝ちにこだわってできればいいなと思います」と意気込んだ。
女子日本代表は前回の杭州大会で準優勝し、今大会は48年ぶりとなる金メダル獲得を目指す。
【女子日本代表 アジア大会日程】
試合日程:9月16日~22日
場所:岡崎中央総合公園総合体育館、小牧市スポーツ公園総合体育館

















