9月19日に開幕するアジア大会愛知・名古屋に向け、鹿児島県薩摩川内市で合宿を行っているバレーボール女子日本代表は合宿2日目の6日、ウェイトトレーニングやボール練習を行った。練習後にはチームをけん引する佐藤淑乃(24)と和田由紀子(24)が開幕まで2週間を切ったアジア大会に向け今の課題や心境を語った。
今シーズン、バレーボール世界三大大会の一つ『ネーションズリーグ』や28年ロス五輪をかけた『アジア選手権』を戦ったバレーボール女子日本代表。銅メダルを獲得したアジア選手権を終え課題に上がった“コミュニケーション”という部分を合宿中から意識し、練習を止め選手同士で話し合うなど、入念に意思疎通を図る場面が多く見られた。
代表2年目で若きエースとして覚醒した佐藤は「みんなアジア選手権で学んだ課題を、今ここでしっかり改善しようとしてるなっていうのはやってて感じる。フェロー(フェルハト・アクバシュ監督)も『コミュニケーションを取るように』って言ってるんですけど、選手みんな、結構積極的にコミュニケーションは今は取れてると思います」とした上で、「(アジア大会では)メンバーが変わってて、今まで以上にコミュニケーションを取らないと大会まで時間がないので、そこは本当に年齢とか立場とか関係なく、みんなで話していかなきゃいけないなって思っています」と今季2大会戦い、見えた課題を次に繋げるため全員で共有していると話した。
佐藤は、自分自身のプレーを考えた1年目とは違い、2年目となる今季は代表へのかかわり方に変化があったと話す。「今年はうまく行かない時間がすごく長かったので、去年と比べて自分自身と向き合う時間もそうですし、チームの状況に対して『どうしたらいいのかな』っていう風に考える時間は、すごく去年よりもあったかなと思います」。
アジア大会は12名と少人数での戦いとなる。そのため練習中は攻撃の形や選手の起用についてさまざまな形を試していた。少数精鋭で挑むことについて佐藤は「いつもチームを引っ張ってくれてる選手たちが今回は抜けてるので、自分がそういう役割をやっていかなきゃいけないなっていう風に思ってます」とチームをけん引する覚悟を語り、「引っ張っていく経験とか、この大会をこの立場で経験することで、来年の代表期間とかでの、自分がチームに対しての関わり方っていうのはすごく勉強になる期間だと思うので、そういうところを学びたいなっていう風に思っています」とあくなき探求心を見せた。

















