日本記録保持者で陸上女子中長距離のエース田中希実(26、豊田自動織機)が27日、9月に日本で開催する「アジア大会愛知・名古屋」を前に愛知県内にある豊田自動織機のグラウンドで練習を行った。
1500m、3000m、5000mで日本記録を持つ田中。直近では7月に陸上世界最高峰の大会、ダイヤモンドリーグ(DL)ロンドン大会で3000mに出場し8分32秒29をマーク、従来の自身が持つ日本記録を1秒23上回り日本新記録を樹立した。日本時間24日に行われたDLシレジア大会では女子5000mに出場し、今季日本最高の14分58秒35を記録した。
2日前に遠征から帰国したばかりだという田中は自身の状態について「かなり自分の中では過去最高の仕上がりというか、力として実力はメキメキついてる感じがある」と話した。一方で、「実力は自分の中で上がってても、世界と比べたら順位は取れない実力(DLシレジア大会は14位)っていうすごく微妙な立ち位置に改めているなと感じたので、これからどこに自分が重きを置いて、どう自分の力を表現して行くかっていうのはすごく問われてくる」と今後の課題を述べた。
自身初となるアジア大会では異例の3種目(1500m/5000m/10000m)に出場する予定の田中。「自分が誰よりも強いって思えるポイントが、たくさんレースを走れるところ、いろんなレースを走れるところしか今、世界にも誇れるところはないかなと思うので。“とにかく自分はこれができる”っていう根拠のない自信みたいなところをまず取り戻す必要がある。まずやってみて、できたっていう納得感を得られることが一番大きな目的かなというふうに思います」と国際大会では22年世界陸上オレゴン以来の3種目挑戦の理由を語った。

















