「日本が産油国になれる」人工光合成という大きな賭け

ーー浅尾さんは“人工光合成”が温暖化対策のカギになるとPRされていますが、これは何なんですか?

浅尾慶一郎 前環境大臣:
コロンブスの卵みたいな話で、正確に言うとですね、効率がものすごく悪ければ、光合成のようなものはできることはできるんですね。この効率を高めていくと、どういうことになるかっていうと実は太陽光のエネルギーを1時間、地球に降り注ぐものを全部集められたら、なんと人類が1年間で使うエネルギーと一緒だということなんです。

もちろんそんなことはできません。できませんが、植物が地球上どこにでもある二酸化炭素と水蒸気を使って、太陽光を溜める、その考え方を応用して「人工光合成」ができれば、日本がいわば産油国になるということになります。

日本の持ってる技術は世界の最先端なんで、今世の中にないものを作るっていうことは、ものすごい生産性の潜在成長率を高めることにも繋がるし、だから経済成長のためにも役に立つんです。