生成AIを使う上での「5つの問題点」
住吉:
そして平家さん、私たちが日常であったり仕事で使っている、この生成AIについては、どのような点が課題なんでしょうか。
平家:
はい。大きく5つ問題点があるというふうに思うんですね。

1.正確性と信頼性の確保
1つ目は「正確性と信頼性の確保」なんですけども、AIが出す答えには、誤った情報が含まれている可能性がありますので、情報源はどこなのか、数字や画像は本物なのかといった、人間による検証が必須なんですね。
2.バイアスと公平性
2つ目が「バイアスと公平性」でありまして、学習データの偏りであったり、開発者の主観、それから歴史的な社会構造によって、回答に歪みが生じたり、特定の集団に不利益が生じる可能性があるんですね。
AIから得られた回答以外では、どのように言われているのかといった点をチェックする必要がありますね。
3.プライバシーとデータ管理、セキュリティ
3つ目が「プライバシーとデータ管理、セキュリティ」ですけども、機密情報や個人情報を入力すると、情報漏えいのリスクがあるんですね。
AIに情報を入力するということは、いわば駅前の掲示板に大切な書類を貼るようなものでありまして、誰が見ているのか分かりませんし、一度貼った紙を完全に回収できる保証もないんですね。
住吉:
その意識はしっかり持たないといけないですね。
4.知的財産権の問題
4つ目が「知的財産権の問題」でありまして、作られた文章や画像の権利関係や利用範囲を明確にする必要があるんですね。海外では著作権侵害の訴訟も起きているんですね。
5.説明責任
最後に「説明責任」なんですけども、AIが導き出した答えを活用するにしても、それを成果物として使ったことに対する説明責任はAIではなく使う人間側に発生するということなんですね。














