「日本が圧力に負けるのか 世界が見ている」日本の対応は?

今回の制裁に、日本はどのように対応するのか。25日、高市総理は記者団の前でこのようにコメントしました。

高市総理
「(米国側に)必要なタイミングで必要な働きかけを行ってまいります。あまり今の時点でですね、『これをやります』とか『こういった懸念事項があります』と言うことは(日本側の)手の内を見せることになります」

また制裁に対し「大変残念に思う」との自らのコメントが、野党などから“弱腰”と批判されたことについては、「弱腰との批判はあたらない。アメリカに対してギリギリまで働きかけを続けてきた」と主張。「今回の措置は日本の立場と相いれず、大変深刻に受け止めている」と語りました。

ICC(国際刑事裁判所) 赤根智子 所長
「日本はICCに対して、これからも支援をし続ける。そして、絶対に脱退をしないんだということを、はっきりと表明していただきたい。周辺諸国の中で、ICCに加盟している国、締約国となっている国はたくさんあるが、そういう国々も日本を見ていると思う。日本がそういう圧力に負けるのか、あるいは、そういう周辺国と協力してICCを支えようとしていくのかということは、世界が見ていると思う」

赤根所長は最後に、このように話しました。

ICC(国際刑事裁判所) 赤根智子 所長
「自分のこととして、いろんな形で、日常生活において、私たちは何をすればいいのかということを考えていただければありがたい。特に、日本の制度などに関しては、私は今も法の支配の下で十分機能していると思うが、将来的に本当にそうあり続けられるのだろうか。そういうことも含めて、考えていくべき時期ではないかと思う。難しいことではあるが、世界で力の正義が横行するようになる中で、それが当たり前のような世界・社会になってしまわないかということも、私は恐れている」