担任の女性教諭から叱責

男子生徒が自殺したのは、鹿児島市の公立中学校に通っていた2018年9月3日。この日は2学期の始業式で、夏休みの宿題を提出できなかったことに対し、担任の女性教諭から叱責を受け、帰宅した直後のことでした。

市教委が設置した第三者による調査委員会の報告書では、教諭は普段から大声で怒鳴るなどの指導を行っていて、この日も職員室で一方的に責め立てたとした上で、「担任の個別指導が自殺の引き金になったとみられる」と指摘しました。

母親ら遺族は2023年12月、「教諭や当時の校長は、過剰な叱責で息子を追い詰めることが予見できた」などとして、鹿児島市に対し、およそ6580万円の損害賠償を求め提訴しました。