思い引き継いで
良典さんが大切にしていた丹波赤どりの仕事を、敦子さんは引き継いだ。
生産は信頼できる人に任せられた。直営店は閉めざるをえなかったが、「とり屋 丹波赤どり」の店名で、今も肉や加工品をネットで販売している。
「最後まで仕事のことを考えている人だったから、その跡を継ぎたいと思って」
夫が旅立ってからちょっと困ったこともあった。
あまりに「ヒロシ」が地域に浸透しすぎていて、「ヒロシいなくなったけど、アコちゃんも頑張ってな」「ヒロシさんが天から見てるよ」と、励ましてくれる人がみんな「ヒロシ、ヒロシ」と声をかけてくれた。
「ほんとはヒロシじゃないのにどうしようって(笑)」














