■第49回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 3日目(24日、東京アクアティクスセンター)

男子100m平泳ぎ決勝に臨んだアジア大会代表、現役高校生の大橋信(17、枚方SS/四條畷学園高)が58秒85の大会新記録で優勝した。

今年3月に日本記録と世界ジュニア記録を8年ぶりに更新した大橋は、今月アメリカで行われた競泳のパンパシフィック選手権で自身の持つ記録を0秒13上回る58秒54をマーク、わずか5か月で再び日本新記録を樹立した。

この日の昼過ぎに行われた100m平泳ぎ予選では1分01秒42で泳ぎ、全体2位のタイムで決勝に進んだ大橋。予選トップは、ただ一人59秒台で泳ぎ、大会新記録の59秒73をマークした高校3年生の今泉悠成(ダッシュ新津)。

決勝では4レーンに今泉、5レーンに大橋と隣同士になった。レース序盤は大橋と今泉の2人が先頭争いを演じ、2人がほぼ同時に50mをターン。75mを過ぎたあたりから大橋がリードし、そのまま1着でフィニッシュ。2着に59秒46で今泉が入った。

レース後に大橋は「予選は少し気が抜けていた部分があったと思うので、決勝はアップも一つ一つ丁寧にということを意識しました」と話し、「タッチがもう少しちゃんとしてれば、(自己)ベストを出していたかもしれないので、自分より速い選手がいない、プレッシャーがない状態だと、うまく泳げているので結構いいんじゃないかなと思います」と振り返った。

「アジア大会が今年一番の試合だと思っている」と語った大橋。「めちゃめちゃいい環境で練習して試合をするので、絶対タイムは出ると思う。そこ(アジア大会)でタイムを出したいっていう気持ちが(強い)」と意気込んだ。

“国内最大級のジュニア水泳大会”と称されるジュニアオリンピック。今大会は東京アクアティクスセンターで開催。大橋にとっては、9月に32年ぶりに日本で開催される『アジア大会愛知・名古屋』に向けた重要な“前哨戦”となる。大橋は男子100m平泳ぎのほかに、男子50m平泳ぎ、男子200m平泳ぎ、男子200m個人メドレーにエントリーしている。