2019年3月、福岡県小竹町で当時80歳の男が、実の息子とその内縁の妻・塩川以知子さん(61)を包丁で襲撃した事件。長年にわたる父子のトラブルの末、話し合いの場で突然激高した父親は、2人に容赦なく刃物を振り下ろした。>>【前編を読む】「逃げた私も胸を深く刺され…」背後にあった虐待と「当たり屋」骨肉のトラブル

自らの命と引き換えに妻を逃がした夫の最期と、残された塩川さんに重くのしかかる「国の制度の壁」。被害者を救うはずの給付金が、なぜ1円も支払われなかったのか――。