明治安田J3リーグ第3節、高知ユナイテッドSCは23日、ホームでカマタマーレ讃岐と対戦し、2対1で勝利、リーグ戦今季初勝利を飾りました。
高知は前節、FC岐阜に0-7で大敗、19日の天皇杯1回戦も、格下JFLのヴェルスパ大分に0-3で完封負け。苦しい新シーズンの幕開けとなった第3節、今季リーグ戦の初勝利を目指し、ホームで讃岐とのダービーマッチ”土讃戦”を迎えました。
試合は前半5分、高知は敵陣左サイドで、左サイドバックの濱がボールを収めるとドリブルを開始します。ペナルティエリア手前まで運びパス、駆け上がった右サイドバックの上月がダイレクトでシュートを放つも枠外に外れました。
その直後には高知の佐々木がドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア左手前の三好にボールを預けると、三好がそのままミドルシュート。しかし相手GKの正面に飛びキャッチされます。
攻め立てる高知は、8分に敵陣左サイドでフリーキックのチャンスを迎えます。センターバックの小林がキックのこぼれ球を拾い上月へ、その上月がクロスを上げFW七牟禮がヘディングシュートを放ちますが、枠を捉えきれません。その後も高知が両サイドバックが積極的に攻撃に参加するなど、得点の気配を感じさせます。
31分には、高知がコーナーキックのこぼれ球を収め佐々木がヘディングで前線にボールを送り、小林がヘディングでそらします。このボールに反応した七牟禮がペナルティエリア内でシュートを打ちますが、GKにセーブされました。
30分台に入ってからは、讃岐がカウンターを仕掛ける場面も増えますが、高知のDF陣が落ち着いて対応。高知は前半終了間際にかけて、攻撃で何度もチャンスを作るなど、主導権を握ったまま0-0で前半を終えます。
後半の立ち上がりは、どちらもカウンターを仕掛けオープンな展開に。高知は6分、鋭いカウンターアタックからコーナーキックを得ると、ゴール前へのボールに七牟禮がヘディングで合わせるもクロスバーの上にそれます。
すると12分でした。高知の田中がペナルティエリア手前でボールをキープし左サイドへパス、三好が受けてシュートを放ちます。こぼれ球をサイドバックの濱が奪うと、讃岐の選手に倒されPKを獲得。これをキッカー、キャプテンの小林がゴール左に力強く蹴り込み、高知が先制します。高知にとって、これが今季リーグ戦初ゴール。試合前半からの執拗な攻撃が、ようやく実りました。
しかしその後、讃岐が反撃に転じ、コーナーキックのチャンスを立て続けに迎えます。すると25分の讃岐のコーナーキック。こぼれ球を讃岐の禹相皓に強烈なミドルシュートを叩き込まれ、高知は同点に追いつかれます。
その後は両チーム一歩も引かない、オープンな展開になります。後半44分、讃岐が右サイドのクロスから、最後は米澤がシュートを放ちゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。ピンチを脱した高知はそのリスタートでカウンターを発動します。右サイドを駆け上がり、高野、長、上月とつなぎ、最後はゴール前で関野が合わせて、これが値千金の決勝点となりました。
ダービーらしい激闘を2-1で制した高知は、今シーズンのリーグ戦初勝利です。高知は次節もホーム戦。30日(日)午後7時からロアッソ熊本と対戦します。














