地下設備が浸水 都市の“弱点”が露呈…

予想もつかない早さで水かさが増したという今回の豪雨。

千葉市に備えが無かったわけではありません。

大量の雨水を貯めることができる地下施設。3か所で25mプール54杯分の容量がありますが…

千葉市雨水対策課 根木義治 課長
「想定以上の雨が降ったということで、本当に歯がゆい」

貯水施設にも収まりきらず、広がった「内水氾濫」で、都市ならではの弱点も浮き彫りに...

停電したマンションの住人
「氷を入れるけど一晩持たないんだよね。氷が溶けてしまう」

停電が続き冷蔵庫が使えない生活を強いられているのは、千葉市内のマンション。

浸水によって、地下にある電気設備が壊れたのです。水道も電動ポンプに頼るため、断水も続いています。

別のマンションで一階に店を構える花屋さんは…

生花店の店主
「想定外の水は出ないということを前提に、電気設備を地下に設計したと思うんですけど」

21日に一部の電源が復旧するまでは花の保冷ケースが使えず、大きな損害が出たといいます。

停電は、今も14のマンションで続いています(22日午後1時時点)。

地下の電気設備への浸水による停電は、2019年に川崎市・武蔵小杉のタワーマンションでも問題になりました。

この翌年、国交省は、電気設備への浸水対策のガイドラインを策定していましたが、対策が追いついていない現状が露わになった形です。