下落の背景に「コメ離れ」と「コメ余り」…政府の需給予測に生じた大きな“ズレ”
概算金が大幅に下落したわけを、宇都宮大学農学部の松平尚也助教に伺いました。

▼価格高騰による消費者の「コメ離れ」と、▼備蓄米放出・輸入米による在庫の「コメ余り」が原因だといいます。
これらのことから、政府のコメの需給予測に“ズレ”が生じたのではないかということです。
なぜ、政府のコメの需給予測にズレが生じてしまうのでしょうか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
コメの価格高騰は当初、「足りないのではないか」と見られていましたが、実際にはそれほど不足が生じていたわけではなく、一部の投機的な動きや買い占めによって値段が高騰していたことがわかりました。
こうした事態に慌てて政府が備蓄米を放出した結果の反動が現在の状況だと思います。
最も翻弄されているのが、生産者です。肥料や原材料などの高騰が重なる中、これほど価格が乱高下しては「来年から作るのをやめようか」と考える農家も出てくるのではないでしょうか。
民間の自由な動きだけに委ねるのには、すでに限界がきており、政府がある程度、コントロールを行う仕組みへ戻していかなければ、毎年このような混乱が生じる可能性があると考えます。
井上キャスター:
もともと自民党の政策で生産調整をしてきましたが、2025年の価格高騰で、仕方なく備蓄米を放出しました。
国がコメの生産をコントロールすべきだとなった場合、その予測をしっかりと行わなければ、その根幹が崩れてしまいますよね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
その価格の状況もある程度国が把握をして、足りない部分があったらそこに手当をすることが必要だと思います。
井上キャスター:
それは可能なのでしょうか。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
かなり昔ではありますが、以前はそうしていたので、やろうと思えばできると思います。
これだけ食料自給率が落ちてくると、最低でもコメは守っていく対応をしないと立ち行かなくなる気がします。














