浪江町の請戸地区にあった鈴木酒造店。
「日本一海に近い酒蔵」とも言われ、『寿』印の「磐城寿(いわきことぶき)」は、祝い酒として地元の漁師などに愛されてきました。

しかし、東日本大震災の津波で酒蔵は全壊。

それでも鈴木さんは、避難先の山形県長井市で日本酒造りを続けてきました。

おととし「道の駅なみえ」に新たな酒蔵を構え、10年ぶりにふるさとで酒造りを再開。多くの人が鈴木酒造店の帰還を喜びました。

再開からまもなく2年を迎えるなか、鈴木酒造が新たに開発したのが「AI日本酒」です。