福島県浪江町にある老舗の酒蔵が新たに開発したのは、アンコウやヒラメなど、福島県沖でとれる水産物いわゆる「常磐もの」専用に開発された日本酒です。

実はこのお酒、人工知能「AI」を活用して造られました。
AIが導き出した、福島の海の幸と「相性のいい日本酒」とはどんなものなのでしょうか?

浪江町で行われていた日本酒の仕込み作業。


鈴木酒造店・鈴木大介さん「これは福島県沖で獲れる魚に合うお酒。自分たちは『魚種専用酒』と呼んでいるんですけど、できたお酒とお魚の料理を味覚センサーで数値化してAIで相性を測った」


鈴木酒造店の社長で、5代目杜氏の鈴木大介さんが手がけるのは、人工知能・AIを活用した日本酒作りです。

鈴木酒造店・鈴木さん「体感的には合うなと思っていたんですけど、実際やってみると思っていたことがそうなんだという肯定的なところがあったり、あとは意外な組み合わせというのもあった」