減税よりも「今困っている人への給付」を
そうして、思ったんです。ごめんなさい、新聞記者だったもので、食料品の1%への減税のことを。あれって、来年4月からですよね。でも、この物価高で困っている人は今、困っていらっしゃる。しかも財源のめどがないまま減税に踏み切れば、財政悪化の懸念からさらに円安が進むおそれがあると、多くのアナリストが指摘しています。結果、減税による負担軽減よりも、円安による輸入コストの上昇や物価高が直撃し、結局は生活苦につながる恐れがあります。
第一、ガソリン代の補助もそうですが、金額で言うと、大きな外車に乗っている人や、値段なんか気にせずバンバン食材を買える富裕層のほうが、金銭的な恩恵は大きいわけで、例えばガソリン補助はナンバーの色で分かる軽自動車や商用車などに限るとか、消費減税よりも、まずは所得や扶養家族の数に応じてすぐに給付をするとか、何とかならないもんですかねぇ。
そうして、いま本当に困っている方々を支えたうえで、食料品減税は財源としての「ぜいたく税」の検討や、外食産業への影響の緩和、税率をもとに戻す際の激変緩和措置なども考え、国会で議論を重ねてからでいいんじゃないかと思うんです。














