地形の違いが、電力復旧や物流支援に

取材を終えた私が感じたのは、被災者の心のケアの難しさです。八代市の避難所で話を聞いた子育て世代の女性は、「子どもに宿題をさせなければいけないが、気持ちが前を向かない」と打ち明けました。
別の高齢女性は「また揺れが来るかもしれないと考えると、夜も眠れない」と不安を口にしていました。
私もトイレにいる時に揺れを感じることがありました。身の危険を感じたとともに、いつ揺れるかわからないという環境は、2024年の能登半島地震発生の時を思い出し、精神的にかなり負担になると改めて感じました。
能登半島地震の状況と比べると、通信環境や避難所でのエアコン使用ができていたので、電力の復旧が早かったと感じました。
道路状況も大きく異なります。九州自動車道などが通行止めになっていたものの、迂回路として複数の道路が使用可能だったため、物資の供給は能登半島地震の時に比べるとスムーズだと感じました。

トイレカーで八代市に入った金沢市危機管理課の杉野剛太さんは「大型車両が行き交う場面がかなり多かった。物資の支援はかなり早いのではないか」と話していました。














