なぜ多くの中国人は西成の不動産を購入するのか
岡本さんたちが住んでいた長屋が取り壊されて、新たに建てられた民泊19軒。
所有者を調べると、その大半が中国に住んでいることがわかった。なぜ、西成の不動産を購入するのか。
日本での民泊開業を支援する中国出身の経営者が取材に応じた。
大阪市内で不動産会社を営み、SNSを使って西成の物件を紹介している。

中国のSNS「WeChat」より
「収益率が高い民泊物件を撮影しに来ました。この物件はとてもお得です。洗濯機と乾燥機も付いています」

民泊開業を支援 中国出身の経営者
「西成は大阪のなかではホームレスとかイメージ的にはよくない。でも観光客は、全然気にしないから。やっぱりアクセス、空港からのアクセスが良い。ですから中国の開発者たちは5、6年前から狙っていた」
この日、西成の物件を内覧するため海を越えてやって来たのは、中国・江蘇省に住み中小企業を経営する親子。

すでに西成で民泊用の物件を1軒所有している親子。築40年の木造住宅を改装した約4200万円のこの物件についても購入を検討している。
駅からは近いものの、住宅が密集して立ち並ぶ一角にあった。

中国在住の男性
「収益率を教えてください」
民泊開業を支援 中国出身の経営者
「計算しましょう」
中国在住の男性
「できるだけ早く純利益を教えてほしい。前回の見積もりから必要経費を引いた純利益を教えてほしい。それを見れば一目瞭然です」
在留資格「経営・管理ビザ」を得るために、民泊経営を始める中国の人たちも増えている。それが特区民泊が急増する背景のひとつとなっている。














