10日の山陰地方は35度を超える猛暑日の地点がなかった一方で、まとまった雨が降らず水不足は続いています。
各地で取水制限が続く中、台風15号の動きに注意と期待が集まっています。
夏の日差しを受けて見ごろを迎えたヒマワリ。
島根県浜田市三隅町井野の「野山嶽」では、地区の高齢者らが帰省してくる若者らに故郷の良さを再発見してもらおうと、お盆に合わせておよそ5万本のヒマワリを植えました。
帰省客
「きょう実家に帰って浜田から…すごいきれい!大好きです!みんな太陽のほうを向いているので、めっちゃパワーをもらいました。」
10日広い範囲で晴れ間が広がった山陰地方ですが、最も高かった島根県鳥取で33度ほどと猛暑日とならず、先週に比べるやや涼しくなりました。
一方、取水制限が続くこちらでは。
キャスター 八原真由
「日野川の下流にやってきたんですが水の量を見てみますと、先週に比べると増えたようにも感じますが、梅雨明け前と比べるとやはりまだまだ少ないというような状況です」
週末に降った局地的な雨の影響で水の量は一時的に回復したものの、取水制限の解除はできない状況が続いています。
日野川河川事務所 有満命 事業対策官
「台風がこちらの方に向かってくる予測になっているので、雨の降り次第。洪水にならない程度に復活してくれれば一番嬉しい」
台風への心配は募る一方、その雨には期待もかかっています。
先月8日の梅雨明け以降、まとまった雨が降っておらず、貯水率が下がり続けている島根県雲南市の尾原ダム。
記者 土江諒
「こちらのダムでは先週よりも貯水率が低下し、本来、水に浸かっている部分が先週よりも露わになっています」
10日午前8時時点の貯水率52.3%。まもなく50%を切ろうとしています。
先週月曜今月3日の貯水率は68.3%でしたが、1週間で実に16%も減少しました。
ダムを管理する国土交通省では今年は去年の水不足の反省をいかし、梅雨明け以降から段階的に流量を減らしていて、現在は通常の50%としていますが…
出雲河川事務所 豊田清光 総括保全対策官
「先日(5日)、関係者で構成する斐伊川渇水調整協議会を開催し、貯水率が50%を下回った場合には、斐伊川の流量が通常の4割程度となるようにダムからの放流量を調整する申し合わせをしたところ」
早ければ貯水率50%を切る見込みの11日からでも放流量をさらに10%減らすとということです。
出雲河川事務所 豊田清光 総括保全対策官
「台風によって、大きく貯水が回復するところはいかないにしても、少しでも貯水量の延命がはかられるように降雨には期待したい」
また、島根県ではこのほかにも安来市を流れる飯梨川上流の布部・山佐ダムの合計貯水率が50パーセントを切ったため、農業用水の取水制限をあさってから26パーセントに引き上げることが決まりました。














