決勝の相手は野村祐輔・小林誠司のバッテリーでのちに全国準Vを果たす広陵

 「広陵対総合技術」の決勝の舞台は原爆ドームそばの旧広島市民球場。下馬評は圧倒的に“広陵”有利でした。エース野村祐輔(元広島)、キャッチャーは小林誠司(巨人)、ショート上本崇司(元広島)、サード土生翔平(元広島)、控え投手に中田廉(元広島)とプロへ進む選手が5人在籍。前年秋から中国地方では無敗の絶対的王者として君臨していました。

 総合技術は準決勝まで防御率0.68というエース粟村が先発。ただ3回にホームランなどで広陵に2点の先行を許します。そのウラ、2人のランナーを出した総合技術。2番川島が2ベースを放つと、ホームへの返球が広陵のキャッチャー小林の腕に当たり3塁ベンチの中へ。打者走者の生還も認められ3対2となり総合技術がゲームをひっくり返します。5回に広陵・土生の内野ゴロで追いかれますが、その後は総合技術が再三の好守で勝ち越しを許さず3対3のままスコアは変わらず延長戦にもつれ込みます。