警察によるスピード違反の取り締まりに注目します。
スピード違反の取り締まりはいくつかの方法がありますが、そのひとつが「オービス」とも呼ばれる自動取り締まり装置を使った方法です。
「オービス」は、高速道路などに設置されているのをよく見かけますが、宮崎県警は5年前から持ち運びができる「移動式オービス」を導入しています。
スピード違反の実態、そして移動式オービスの効果について取材しました。
30キロ制限の通学路でも…
(記者)
「完全に歩行者を無視していきました…」
歩行者がいるのに止まらない車…さらに、スマホを使いながらの運転などあとを絶たない交通違反。
このうち、県内で去年、およそ2000件の摘発があったのがスピード違反だ。

スピード違反の実態を探るべく取材班が向かったのは、宮崎市吉村町にある市道。
(渕 雅顕記者)
「ここの区間、制限速度は30キロとなっています」
片側1車線のこちらの道路は子どもたちの通学路。制限速度は30キロの道だが…



(渕 雅顕記者)
「かなりとばしてるように感じられます」
この付近では、以前、人がはねられる事故も発生している。
(付近住民)
「とばしてるなとは思う」
「皆さんとばされる。信号がないので、ここからあそこまで」
「ふだん、バイクなんかがものすごい」
















