熊本地震の後に起きたイオンモール熊本の爆発事故。その原因はなんだったのでしょうか?爆発直後の様子を映像にまとめました。

■最大震度7の熊本地震 「イオンモール熊本」では救出作業が続行

28日、熊本県で発生した最大震度7の地震。

特に被害が大きかった現場が、嘉島町にある県内最大級のショッピングセンター「イオンモール熊本」です。

熊本市の中心部から南東に8キロほどの場所に位置しています。

剥がれた外壁などのがれきが散乱し、骨組みはむき出しの状態になっています。

外からでも中の様子がはっきりと分かります。

駐車場には多くの消防車や救急車、さらには自衛隊車両もとまっています。

崩れた建物の中に、現在も安否が分からない人が複数いるとして、救出作業が続いています。

■爆発による影響は道路や畑にまで 衝撃波も

「イオンモール熊本」で起こったのが、突然の大きな爆発。

爆発直後に駐車場で撮影された動画には、周囲が見えづらくなるほどの煙に戸惑う人の声や、避難する人の姿があります。

爆発後に撮影されたとみられる別の映像には、吹き飛んだ外壁の一部とみられるものが電線にぶら下がっているのがわかります。

ほかにも、爆発が強かったことを感じさせる状況が…

報告
「28日の爆発の影響で飛んだ外壁が少し離れた道路にあるトラックに突き刺さっているような状況です」

爆発の影響で荷台に大きな穴が空いてしまったトラック。運転手は軽傷だったといいます。

さらに、トラックがとまっている道路のさらに奥にある畑とみられる場所にも、白い欠片のようなものが散らばっていました。

爆発の瞬間、700メートルほど離れた場所にいた人は…

近隣住民
「家が傾いたのかなと思ったくらいの、ドンってきた感じで。風はなかったですけど、圧はありましたね。衝撃波みたいな感じ。大丈夫なのかなと思っていたんですけど、ここまで衝撃波がくると考えると怖いですよね」

■「地べたにしゃがみこんで、みんなで抱き合って」建物内にいた人が語る緊迫の瞬間

現場となった大型ショッピングセンターの「イオンモール熊本」には、地震発生前、施設内におよそ200の専門店などが入り、多くの買い物客が訪れていました。

28日、地震が発生した瞬間の映像です。

地震発生時にイオンモール熊本内にいた人(提供映像)
「大丈夫、大丈夫」
「ホコリがやばい」

店内は騒然となり、外に向かって避難する人々の様子がありました。

その、およそ1時間半後に爆発は起きました。

29日、警察が撮影した建物の中は天井が崩れ、外から光が差し込んでいるようにみえます。

外から見た建物の爆発前の状態と比べると、外壁や屋根部分がなくなってしまっています。

それほどまでに強力だったとみられる爆発。

当時、イオンモールにいたJNN取材団の家族は…

イオンモールの爆発に遭遇 JNN取材団の家族
「みんなでアイスを買って、そこのベンチに座って、店内でアイスを食べていて、ちょうど食べ終わるところで、みんなで写真を撮り合ったりしているときに揺れがきました。その時はベンチに座っていたんですけど、揺れ始めたら地べたにしゃがみこんで、みんなで抱き合ってという感じでした」

建物内部では、救助犬も出動するなど懸命な救助活動が続いています。

熊本県によりますと、29日17時時点で8人が見つかり、2人が死亡、1人が心肺停止で、5人がけがをしているということです。

さらに、イオンは依然として3人の従業員の安否が分かっていないことを発表しました。