■第1回アルティメット世界陸上(日本時間12日、ハンガリー・ブダペスト)

アルティメット世界陸上の男子棒高跳決勝に出場した世界記録保持者のA.デュプランティス(26、スウェーデン)が6m20で優勝した。

アルティメット世界陸上は、世界陸上やオリンピックのメダリストなど陸上界をリードするトップオブトップだけが参加を許された究極の世界陸上。記念すべき第1回大会の賞金総額は、陸上界最高となる1,000万ドル(約16億円)となった。

デュプランティスは5m60を余裕でクリアすると5m80はパス。5m95と6m05を1回で越えていった。その他の選手で6m05をクリアしたのはE.カラリス(26、ギリシャ)のみ。優勝をかけた一騎打ちとなる。6m15をカラリスは1回で成功すると、デュプランティスも難なく成功して見せる。続く6m20を1回目で成功したデュプランティスに対しカラリスはミス。6m20をカラリスはパスし、バーは6m25に上げた。2回の試技で成功しなければならないカラリスだったが連続でミス。この時点でデュプランティスの優勝が決まった。あとは記録への挑戦。バーを一気に世界新記録となる6m32に上げた。3回の試技でこれを超えることはできず16回目の記録更新とはならなかったが、見事初代王者に輝いた。

■アーマンド・.デュプランティス
1999年11月10日生まれ、元棒高跳の選手だった父が作った自宅裏庭の練習場で競技を開始。2021年開催の東京、2024年パリと五輪2大会連続で金メダルを獲得。2020年に自身初となる世界記録を樹立して以降、幾度となくその記録を塗り替えてきた。2025年の世界陸上東京大会でも金メダルを獲得し、世界陸上3連覇を達成した。