「車に乗ったら発進前に
ベルトを締める
カチッと締める
気持ちも締めるを忘れずにお願いします。
私は帰宅すると女房に締められます。 by交通課長」
シートベルト着用の呼びかけの最後に添えられた、痛快な自虐。
ユーモアにあふれたこの文章、実は福島県にある喜多方警察署が配信している「POLICE(ポリス)メールふくしま」です。
「ポリスメールふくしま」は、地域の安全を守るために犯罪の発生情報や、注意喚起などを発信するもので、福島県内の警察署がそれぞれ管内の情報を配信しています。
「なぜスタックは起きるのでしょうか。
それは・車の重み・タイヤの温度・タイヤの空転で
くぼみができて車が乗り越えられなくなるのです。
ここでアイスブレイク。
『スタック』とかけまして『私のギャグ』と解きます。
その心は『いつも空回り』」
ある時は、お笑い芸人の謎かけを連想させる、車のスタックの注意喚起。
「免許の返納等いろいろ支援しています。
悩まずお気軽に連絡ください!!
え?私ですか?
『物価が上がってもお小遣いが上がらないのが悩み・・・』です。」
そして、ある時は世相と自虐を交え、相談窓口の周知。
こうしたユニークな配信に、喜多方警察署には「いつも拝見しています。子どもと見ていて、子どもとの会話のツールになっています」といった、感謝の手紙が届いたこともあるといいます。
また、SNS上では・・・
「面白そうで登録した。署長さんよく許してくれるよなw」
「普通に勉強にもなる」
この配信の背景には、何があるのでしょうか?














