■みんなで実食と今後の展望

ちょうどその頃、家庭科クラブが準備していたご飯も炊き上がりました。

ここでも災害時を想定し、ポリ袋に入れたままおにぎりを握ります。

(今治南高校の生徒)
「好きなふりかけをスプーン1杯、袋の中に入れて」

防災授業を終えた児童たちも集まり、一緒に握りました。

「手を合わせましょう。手を合わせて、いただきます!」

袋の中で握ってそのまま食べることで手が汚れず、衛生的なうえに、食器を洗う貴重な水も節約できるという知恵です。

おにぎりは?
(参加した児童)
「おいしい」

防災日用品作りは?
(参加した児童)
「作るのが楽しくて家でもやってみたい」

こども食堂また開いたら来たい?
(参加した児童)
「はい!」

約8か月ぶりの実施でしたが、前回に得た教訓も踏まえ運営し、生徒たちは充実の表情でした。

(生徒会長 矢野 楓果さん 3年)
「前の時の反省を活かし、子どもたちが笑顔で笑ってくれ、話しかけてくれて、すごく達成感があった。生徒会をやっているが、9月か10月に引退で、次の
こども食堂に参加できない。裏で支えて、今後も南高でこども食堂をサポートしたい。今治は今後、子どもも大人も住みやすい地域にするには、こういう活動でコミュニティーを作ることが大事」

今年、創立100周年を迎える今治南高校。
高校生と子どもたちが笑顔で交流し、地域の絆を深めるこの取り組みは、これからの100年をつなぐ大きな架け橋になりそうです