裁判官「記憶として残っていることを話して」

〈右陪席裁判官の質問 つづき〉
――ここからは記憶に残っているかで話してほしいが、自分で推測や今から思うと・・・ではなく、記憶として残っていることを話してほしい。
連絡先を聞こうと思った、というのは「当時そう思った」ということでいいか?
被告 そうですね
――被害者を見かけた当時、好みだと思った結果だったと?
被告 最初は被害者と被害者の友人が二人で歩いていたが、一人になったのは被害者だと認識しておらず、先ほどまで歩いていた二人のどちらかだなと認識はなかった。その時は好みも考えていなかった
――確認だが、当時好みの女性だと思った記憶はある?
被告 (4秒ほど沈黙の後)スタイルはいいなと思ったが、好みかどうかは分からない
――「胸を触りたい」と当時は思った?
被告 思ったと思う

被害者を倒してしまったことは「覚えている」

――被害者とぶつかって倒れたことは記憶として残ってる?
被告 被害者を倒してしまったことは覚えている
――「倒してしまった」と言ったが、自分が原因で倒してしまったと感じているのか?
被告 ぶつかったという記憶はあるが、押し倒したという記憶はない
――胸を触ろうとしたが抵抗された、というのは記憶としてあるのか?
被告 記憶ある
――その時の体勢は記憶があるか?
被告 体勢は被害者が仰向けということしか覚えていない。自分がどんな体勢になっていたか覚えていない

「何やってるんだろう」という気持ちに

――我に戻った、ことは当時そうなった記憶がある?
被告 はい
――その場から離れたことも記憶として残ってる?
被告 はい
――我に戻った時に、「何をしていたんだろう」「やってしまった」と話をしたが、そういう気持ちが当時はあった?
被告 「何やってんだろう」という気持ちになった
――被害者はけがをしていることを、直接は見てない?
被告 見てない
――被害者が倒れたことが自分の原因だと、記憶としてどう?
被告 自分が原因で転倒させたと思っている
――当時、そう思ったということで?はっきりしないと
被告 逃げた時にぶつかったと思ったが、現場では分からなかった。はっきりしない
――その場から離れる時は、ぶつかっちゃったなと思った?
被告 ぶつかっちゃったなと感じた