里塚斎場の建て替え問題…問われるマチづくり

堀キャスター:
札幌市としては斎場の建て替えで、住宅地に近い場所を断念するなど、住民の声に配慮しているという部分はあります。一方で、地元側としては地下鉄延伸が40年以上経っても実現されず、納得できないという構図になっています。

堀内キャスター:
地元の皆さん(期成会の方々など)が札幌市に要望書を定期的に提出したりということはしているようですが、実現には至っていません。では、その地下鉄東豊線・清田方面への延伸ですが、一体いくらかかるのでしょうか。札幌市によると、清田区方面への延伸には2011年時点での試算が最も新しいものなんですが、当時で「853億円」かかるとされていました。物価や人件費は今大きく高騰していますから、今の時点でこれから延伸やるとなると、費用がこれよりもかなり膨らんでくるというのはほぼ確実です。
堀キャスター:
15年前の試算ということですけれどね。特にここ5年間くらいでの物価の上がり具合というのは急激ですので、どれくらいになるのか想像できないんですが。
コメンテーター 小橋亜樹さん:
住民の方々の気持ちに立てば、すごく分かりますよね。「約束したじゃないか、なんで」という気持ちにはなるけれど、実際やっぱり次の世代を見たときに、地下鉄を作ってその維持費だなんだ、そこも考えなければいけないというところですしね。
堀キャスター:
これから人口減少局面にも入って本格化していくのかなというところは考えられるわけですけれど、じゃあどういう街づくりを将来していくのかという視点も大事で、時代の流れも踏まえていかないといけないというところです。
コメンテーター 平野龍一さん:
今回の件に関しては、40年前と前提の条件)が大きく変わってきている状況の中なので、一概に地下鉄を作ることが正しいのかというのも考えないといけないだろうと。ただ、地域の人からすると、それが「来るもん(あるもん)」だと思っているわけです。より便利になるものだと思われていると思うので、それに合うような新しいテクノロジーなどがこれから出てくるはずなので、それを最優先でそのエリアに導入していくであったりとか、そういうことをやってあげる必要はあるだろうなと思います。














