鉄道業界 人手不足解消に向けた「多様な働き方」導入広がる

堀啓知キャスター:
元鉄道マンが講師で、実際の車両にも触れることができます。
田村さん、専門学科ならではの環境ですよね。

コメンテーター 田村次郎さん(ハンバーガーボーイズ):
本当に元々鉄道が好きで、鉄道マンになりたいっていう子どもたちにはすごく憧れの場所というか、楽しい授業を受けられるような気がするんですけれども。我々としてはね、とにかく安心して利用できる、そういったものであってほしいので、ここから優秀な鉄道マンが生まれてくれたらすごくありがたいなと思いますね。

堀啓知キャスター:
OBから話を聞くと、入社する時のイメージも早く持ちやすいかもしれませんね。

堀内大輝キャスター:
実際に触れてみると理解がやはり早い、定着もできると話していました。

堀啓知キャスター:
一方で背景で言うと、鉄道業界は人手不足が深刻なんですね。

堀内大輝キャスター:
国が2028年度には17万5,600人の就業者が必要だと推計しているんですが、そこから約2万人が不足すると見込まれています。そこで、鉄道業界ではこんな取り組みが始まっています。

例えば左側、全国の民営鉄道事業者78社による「民鉄キャリアトレイン」というものです。結婚や介護などのライフイベントでやむを得ず居住地が変わってしまって今の会社を辞めざるを得ない社員の皆さんを、この78社に加盟している他の会社が相互に受け入れる仕組みです。会社の枠を超えて人材・ノウハウを共有できる仕組みですね。

右側は「熊本電鉄」です。2025年に退職者が相次いで、平日のダイヤが1日約40本減ってしまった。そこで、平日だけ働く「平日限定運転士」を採用しました。現時点では採用は1人だけなんですが、全国的に注目を集めたことで通常勤務の運転士の方も増えて、結果的に減便する前のほぼ95%までダイヤが回復したという事例があります。

◆HBCテレビ「今日ドキッ!」(2026年7月17日放送)