9月9日、党の分裂が決まった中道改革連合。国政での迷走が続くなか、かつて「民主王国」といわれた北海道内で野党が勢いを取り戻すことはできるのでしょうか。
中道改革連合 小川淳也代表(9月9日)
「政権の受け皿を作るということを旨とし、協議に臨み、取り組みを進めてきた。これが本日現在、一義的にこれがならなかったということは大変私自身の力不足を含め、責任を痛感しているところ」
9月9日、党の分裂を発表した中道改革連合。立憲民主出身の議員は新党を結成し、公明出身の議員は公明党に復党します。
自民党に対抗するため「大きな塊」を目指す試みは、「小さな党」への分裂に終わりました。
2月の衆院選で中道から出馬し、北海道内の小選挙区で唯一当選した神谷 裕衆院議員は。
中道改革連合 神谷 裕衆院議員(東京・9月10日午後3時半ごろ)
「(党を分ける決断の理由は?)正直言うと私もよく分かりません。どういった意思決定があったのか。公明党系の方と考え方が必ずしも合っていなかったのかというと、そういうことでもなかったと思うので」
中道ができる前、北海道内選出の衆院議員は立憲民主党が12人、公明党は1人でした。中道に合流して戦った2026年2月の衆院選では、立憲民主出身の当選者が2人に激減した一方、公明出身は比例代表で優遇され、2人に増えました。

今回、中道が分裂し立憲民主出身は2人に。「中道」の試みを経て大きく縮んだことになります。
衆院選で議席を失った逢坂誠二氏。9月10日に東京都内で取材に応じました。
立憲出身の議員らが立ち上げる新党に参加するか、慎重に判断する考えです。
中道改革連合 逢坂誠二前衆院議員(東京・9月10日午後2時)
「新しい党なるものがどんな考え方で新しい党にしようとしてるのか見えない。レストランで言えばメニューも決まっていないのに『ここで食事します』と入れないのと一緒」
北海道内では中道の地方組織として、北海道中道改革フォーラムが発足しています。2027年には知事選や札幌市長選のほか地方議員の選挙も控える中、立憲民主と公明の連携はどうなるのでしょうか。
立憲民主党道連 勝部賢志代表 (札幌・9月10日正午すぎ)
「連携を強化しながら進んでいこうと確認している。当面は、統一自治体選挙に向けて、お互いにしっかり発揮できて、野党の議席最大化を図れるように進めていきたい」
専門家は。
北海道文教大学 宮本 融教授 (9月10日)
「中国、東アジアの安全保障の脅威に対し、どうリアルに向き合うのか。やっぱり護憲平和だけではちょっと弱いなって。柱は立てられると思いますけどね。まだちょっと世代交代しないと。大きなブロックは作れないんじゃないか」
かつて「民主王国」といわれた北海道で党勢を立て直せるのか。野党が正念場を迎えています。














