47歳まで借金生活…支えてくれた妻への思い

小日向はこれまで300本以上の映画やドラマに出演してきた人気俳優だが、ブレイクしたのは47歳の時に出演したドラマ「HERO」(2001年)から。42歳で所属劇団が解散して5年ほどは苦しい日々が続き、事務所から給料を前借りすることも一度や二度ではなかったという。

その間小日向を支えたのは、「この人は役者で食えるようになると確信していた」という事務所社長のサポート、そして静かに小日向の成功を信じ続けていた妻の存在だった。借金を重ねている時期も妻は不安や不満を口にすることはなかったといい、小日向は「本当にありがたかったですね。後から聞いたんですけど、妻は“そのうち(生活が)まわり始めるだろうと思ってた”って言ってくれました」「もう、全然(頭が)上がらないですね」としみじみ語った。

そんな小日向が日々の生活の中で大切にしているのは、やはり“家”。「コンフィデンスマンJP」シリーズで共演する長澤まさみの「小日向さんは撮影が終わったらすぐ帰るんですよ」というコメントも紹介されたが、小日向本人も「精神的に安定していないと集中できない。僕は家にいることが多いので、やっぱり妻なんですよね」ときっぱり。今も毎日出かける時にはキスを欠かさないといい「決めたことだから、僕しつこいんですよ。それをしないで嫌なことが起きたら嫌だし。お守りがわりみたいなことで、“行ってきます”の時は、必ず」と、照れながら打ち明けた。