森の仕事を知る 高校生たちが体験した「林業のリアル」
職人の手によって木が暮らしに届く一方で、その原点である森では、次の世代へ向けた取り組みも始まっています。
初夏の青空の下、村上の山林を訪れたのは、地元の高校生たちです。

体験したのは、教科書だけでは分からない林業の現場。
林業に携わる人たちに教わりながら、実際に大きな木にロープをかけ、チェンソーを使った伐採作業を間近で学びました。
「思ったよりもずっと迫力がある」
「木が倒れるときの音がすごかった」
大きな音を立てて木が倒れる瞬間、高校生たちは林業の迫力を肌で感じていました。
林業は、ただ木を切る仕事ではありません。
山を整え、木を育て、暮らしに必要な資源として次へつなぐ仕事です。
体験を通して、生徒たちは、自分たちが普段使っている紙や机、そして村上の伝統文化が、多くの人の手仕事と山の恵みに支えられていることを学んでいきます。

体験を終えた生徒の一人は、こう話しました。
「普段は何気なく見ている地元の山だったけれど、実際に体験してみて、森を守る仕事の大変さとカッコよさが分かりました。私たちが今こうして暮らせているのも、森を整備してくれている人たちのおかげなんだと実感しました」
林業体験は、作業を学ぶだけの時間ではありません。
地元の若者たちが自分の足で山に立ち、木に触れることで、地域の自然を自分ごととして考えるきっかけになっています。














