ニューヨーク・タイムズが紹介した「今年行くべき52か所」。なんと2番目に岩手県盛岡市が入りました!どんな街なのか、魅力を見ていきます。
“盛岡は魅力的な個人経営の喫茶店が多く、チェーン店が撤退してしまう”

南波雅俊キャスター:
NYタイムズの記者によりますと、どの地名がリストのトップにあるかは、順位ではなく「我々の思いが込められています」という回答でした。
盛岡の魅力は何といっても、わんこそば。ライターのクレイグ・モドさんによりますと「そば店なのに明るい雰囲気。外国人観光客が入りやすい」という話です。
もう一つの魅力は個人経営のコーヒー店。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんに聞きますと、「盛岡市には地元に愛される魅力的な喫茶店が多い」という話です。チェーン店が出店しても、すぐに撤退してしまうようなぐらい、地元の個人経営で、特色のあるコーヒー店が多いということだそうです。

南波キャスター:
盛岡市以外でもう一つ、NYタイムズが、日本で選んでいたのが、19番目の福岡市です。
中洲を中心に紹介していて、「屋台が軒を連ねていて、ラーメン・焼き鳥の他にもワイン・コーヒーなど多種多様」とのことです。
井上貴博キャスター:
どうしても観光地を選別する上で、豪華な建物とか、きらびやかな観光地に目が行きがちですが、人の温かみなどが一番刺さって、この順位になっているという。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
アメリカからすると、みんなが行くところに行くのではなくて、ユニークさ、オリジナルなところを探そうというのがありますから、そういう点ではぴったりかもしれません。
ホラン千秋キャスター:
有名な都市も魅力的ですけど、違うところでも、いいものがあるのではないかと思えます。
井上キャスター:
この基準だったら、全国各地に、まだまだポテンシャルがあるところが、たくさんありますね。
星さん:
あまり人知れず、いい所はいっぱいあります。