全国でもあまり例を見ない「触法少年」が関与したとみられる殺人事件ですが、今後の動きなどを整理します。
まず、「触法少年」ですが、14歳未満で犯罪となりうる行為を犯したものと定義されます。責任能力に欠けるなどの理由で、刑事罰が科せられることはないですし、成人のように逮捕されることはありません。
一般的な今後の流れについて説明しますと、まずは警察が事件を確認し、「触法少年」を保護すると児童相談所への通告を行います。今回の事件では、すでに通告が行われていますが、警察は「重大事件」については、児童相談所に送致することになっています。
今回は人が亡くなっていて、重大事件にあたるので、警察はいま、児童相談所への送致という段階に向けて慎重に調査を進めています。
児童相談所に送致された場合、改めて児童相談所が調査を行い、今度は家庭裁判所に送致するかどうかを判断します。
家庭裁判所は触法少年が送致された場合には、非公開で「少年審判」を行い、少年の処分を決定します。
これは、あくまで原則的な流れでそれぞれの調査や決定の際に、別の判断が下される可能性があります。警察や児童相談所は、今回の事件について、どんないきさつや背景があったのか慎重に調べることになります。
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