「陵辱や加虐の意図はない」と無罪主張

この日の裁判で、裁判長から公訴事実について問われると、田渕検事は手元に用意した紙を見ながらはっきりとした口調で次のように話しました。

(田渕検事)
「今回わたくしが裁判を受けることになった公訴事実に記載された言動を、当時私が行ったことは間違いありません。しかしながら、私のAさん(山岸さんの元部下の男性)への取り調べの言動で陵辱や加虐にあたる行為はなかったと考えております」
「私は当時、検察官の職務に基づきAさんへの取り調べを行っており、Aさんに対して陵辱もしくは加虐を行う意図は全くありません。したがって、特別公務員暴行陵虐罪は成立しないものと考えています」

田渕検事は無罪を主張し、罪の成立を争う姿勢を示しました。