災害デマの内容は時間とともに変わる
災害時のデマは、時間経過とともに内容が変わる(図2)。
発生直後には、「人工地震」「次にもっと大きな地震が来る」といった「災害の発生原因」や「災害の再来」に関するものが出やすい。また「(具体的な住所)の建物が倒壊して生き埋め者が発生している」「ダムが決壊した」などの「人的・物的被害」についてのデマも発生する。
救助・救援期になると、引き続き、人的・物的被害にまつわる救助要請のデマなどが発生するほかに、「窃盗団がやってきている」「有害物質が降り注いでいる」「伝染病が発生した」などの「二次災害」のデマや、「著名人や政治家が○○という差別的発言をした」などの「著名人の対応」に関するデマも増える。
そして復旧・復興期には、「物資が○○で配給される」「避難所を出たら仮設住宅への入居資格が無くなる」といった「被災生活」をめぐるデマが増える。
この変化を知っておくと、情報を見る目が少し変わる。「いまはこういうデマが出やすい時期だ」と構えておくことができるからである。学校や地域・組織の防災教育でも、真偽不確かな情報の出回り方を教える必要がある。















