根拠のない報道による二次被害

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さらに、遺族を追い詰めたのは、根拠のない報道でした。それらに対して、伊東さんは怒りを覚えたと言います。

(伊東秀彦さん)
「また、事件からしばらく経ってからの大手新聞が何かの検証記事か何かで、うちへの取材もなしに、『裕福な日本人留学生が、貧困層である犯人を刺激したのではないか』と書いたことがありました」

「それ以外の新聞社では、『日本人留学生は、海外で薬に手を出すなど豪遊しているものも多い』とか、あたかも兄もそのような留学生であったかのような記事が出たこともありました」

「私は中学校2年生の血気盛んな年頃でしたので、こういった記事を見るたびに抗議しようと憤慨していましたが、両親のほうは疲れ果てて、私の言葉に何か反応するというものでもなく、抗議などをすることもありませんでした」

「現代はSNSなんかもありますので、その内容に苦しんでいる被害者の方も多く見るところです」