「夫婦の日常が見ず知らずの男に理不尽でも奪われた」
6月25日に行われた判決公判。岡山地方裁判所の本村曉宏裁判長が被告に言い渡したのは、「無期懲役」――。
「2人にとって最も平穏なはずの場所であり、家族で過ごした30年間の楽しい思い出が詰まった自宅で、この先何度も繰り返されたであろう夫婦の日常が、見ず知らずの男に理不尽にも奪われた」
「いずれの被害者に対してもためらうことなく急所を狙って包丁等で攻撃を加えており、強固な殺意に基づく残忍かつ執拗な犯行といえ、生命軽視の程度が甚だしい」
「被告は犯罪行為をすべて単独で行っていて、極めて主体的に行動している」
「人の生命を金銭獲得の手段にしたもので、殺人(未遂)罪の中でも最も強い非難が妥当する」
などとし、判決は検察側の求刑通りとなりました。
判決を言い渡された被告は、証言台の前で頷きました。そして判決から約1週間後、被告は“控訴”しました。














