「相手を引っこ抜くのが大好き」

柔道52kg級アジア大会代表・藤城心選手

Q.そもそも柔道を始めたきっかけは

藤城選手:父が指導者だったのと、母が「母の日のプレゼントに金メダル欲しい」と言ってて、私がちっちゃい時に純粋だったので、「じゃあ私が取ってくるよ」と言ったのが始まりです。

Q.父・靖博さんはどんな方ですか

藤城選手:柔道に関してめちゃくちゃスパルタ。でも普段は優しかったんで、アメとムチですかね。根性が鍛えられました。

本格的に柔道を始めたのは小学1年生。昨年7月のグランドスラム・ウランバートル(モンゴル)と今年2月のグランドスラム・タシケント(ウズベキスタン)で優勝し、競技生活18年目で初めてアジア大会代表の座を手にした。

Q.柔道の魅力は

藤城選手:普段生きていたら人を投げることなんて絶対にないじゃないですか。でも畳の上ならオッケーみたいな。投げるのが一番の魅力なのかな。見ててもやっぱ柔道かっこいいってなると思うので、そこだと思います。踏ん張っている相手を引っこ抜くのが大好きです。めっちゃ気持ちいいです。

得意技は父・靖博さんに伝授してもらった袖釣り込み腰

藤城選手:これはもう小学生の時からやり続けていて、父が教えてくれて、たまたまそれが自分に合ってたみたいな感じです。(私の袖釣り込み腰は)どっちかいうと“強引”というか、“力づく”というか、でも投げてるのを周りが見た時にも「オオッ!」って、たぶん楽しめる技かなとも思っています。

得意技の袖釣り込み腰を決めるのに重要となるパワーをつけるため日々行う筋力トレーニング。藤城選手は柔道着を使った独特な形で行っていた。

藤城選手:結構、独特なんですけど、やっぱり柔道って動きが特殊なので柔道用の動きでトレーニングしないと、ただの筋トレの筋肉になっちゃうので。柔道着を使ったトレーニングが多いですね。

Q.このトレーニングの効果を実感することは

藤城選手:トレーニングで多分使える筋肉がついているので試合とか、出稽古でよそのチームの人と組んだ時に、「あっ、力がついているな」と感じます。

柔道着を使った筋力トレーニング