台風26号(スリゲ)は、30日夜のはじめ頃から10月1日明け方にかけて伊豆諸島にかなり接近する見込みです。気象庁は伊豆諸島での大雨や高波に警戒を呼びかけるとともに、先の豪雨被害を受けた千葉県などの被災地でも、今後の進路変化に注意するよう促しています。

◆【雨風シミュレーション】警報級大雨のおそれ…関東地区3時間ごと

伊豆諸島はあす朝にかけて「警報級の大雨」の可能性

伊豆諸島南部では、台風本体や周辺の発達した雨雲がかかる影響で大気の状態が非常に不安定となり、1日明け方にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあります。台風の進路や発達の程度によっては、「レベル3大雨警報」や「レベル4土砂災害危険警報」が発表される可能性があります。

<予想される雨量(1日午前6時までの24時間・多い所)>
伊豆諸島南部: 150ミリ(1時間最大50ミリ)
伊豆諸島北部: 60ミリ(1時間最大20ミリ)

進路がズレれば千葉など被災地にも影響の恐れ

現在の予想では関東地方への影響は少ない見込みですが、台風の進路が少しでも北(陸地側)へズレれば状況は変わります。今年8月の「千葉豪雨」や先の「台風25号」で被災し、河川の堤防が弱くなっている千葉県などの一部市町では、大雨警報の基準を通常より引き下げた「暫定基準」で運用しています。

通常なら災害が起きない雨量でも危険度が高まる恐れがあるため、今後の台風の進路と地元自治体の情報に十分注意してください。

◆【雨風シミュレーション】警報級大雨のおそれ…関東地区3時間ごと

うねりを伴う高波・激しい突風にも警戒

伊豆諸島南部では30日夕方から1日昼前にかけて、最大5メートルのうねりを伴った高波が予想され、進路によっては「波浪警報」に引き上げられる可能性もあります。夜遅くからは非常に強い風が吹き、落雷や竜巻などの激しい突風にも警戒が必要です。

(※八丈町では30日早朝の段階で、すでに「レベル2土砂災害注意報」「レベル2大雨注意報」が発表されており、今後他の伊豆諸島の地域にも注意報が拡大する見通しです。)