日焼けしてしまっても…いち早い「アフターケア」を
どれだけ気をつけていても、うっかり長時間、紫外線を浴びてしまうことはあるだろう。
「日焼けはやけどと同じ」。どれだけ早く適切なケアをできるかが重要だ。
もし分け目がヒリヒリとするようなら、まずは「冷却」して炎症を抑えるのが鉄則だという。保冷剤をタオルで包むなどして、直接強い刺激を与えないように優しく冷やす。
炎症が落ち着いたら「保湿」を行う。
日焼け後の頭皮はいつも以上に乾燥しやすくなっているため、頭皮専用の化粧水や美容液などを使って乾燥を防ぐ。ドライヤーで乾かす前や、朝のスタイリング前に頭皮の根元に塗布するのが理想的だ。もしひりつきがなどの症状がなくても、頭皮の保湿は顔などの肌と同じように行うことがおすすめだという。
パサつきが気になる髪の毛には、シャンプーとトリートメントの間に浸透力の高い「ウォータートリートメント」を1本追加するといいだろう。
また、日焼けをしてから数日が経ち、赤みやヒリヒリ感が完全に引いていたら、頭皮用のスクラブやジェル、クリームを使って、週に1〜2回の「頭皮のディープクレンジング」を取り入れてリセットすると効果的だという。
伊熊奈美さん
「髪と頭皮の日焼けには別々のケアが必要となります。どちらにとっても共通するのは、紫外線によるダメージは想像以上に大きいということ。当たってから慌てるよりは当たる前の心がけが大切です」
「髪は顔の額縁」と言われるように、その人の第一印象や若々しさを左右する大切なパーツ。
一度傷んでしまった髪は完全には元に戻らないが、日頃の適切な対策とケアを続ければ、ダメージの進行を遅らせ、5年後、10年後の髪を守ることに繋がる。
この夏、顔のスキンケアと同じように、髪と頭皮にも丁寧な愛情を注いでみてはどうだろうか。
取材協力:美容ジャーナリスト・伊熊奈美さん
日本毛髪科学協会 毛髪診断士指導講師、国際毛髪科学研究所頭皮ケアカウンセラー。
女性誌で美容記事の編集・執筆・監修に25年以上携わる。生活者視点のヘアケアメソッドを提案し、各メディアでの執筆、監修のほか、TV出演や講演登壇も多数。
著書に『いい白髪ケア、やばい白髪ケア』(小学館)、『脱白髪染めのはじめかた』(グラフィック社)など。Instagram @namiikuma_hairista

















