「帽子は蒸れて薄毛になる」は誤解?プロの紫外線対策

一度傷んだら元に戻らない髪、そして、ダメージの蓄積によっては白髪などの影響が出る頭皮。これからの過酷な夏の日差しから、どのようにして守っていけばよいのだろうか。

まず私たちが思い浮かべる基本の対策といえば「帽子」がある。しかし「帽子をかぶると頭が蒸れて、薄毛の原因になるのではないか」という不安を持つ人も少なくないだろう。

それに対し、伊熊さんは「蒸れよりも、直射日光を浴びるダメージの方が圧倒的に深刻」だと断言する。

また、近年の研究では、頭部の「温度」が高くなるほど紫外線によるダメージが加速することも判明しているそう。

そのため、日傘や帽子で物理的に紫外線を遮断し、頭部の体感温度を下げることが、最大の対策になると話す。

(イメージ)

▼帽子
通気性の良いもので、頭部を過度にしめつけない、ゆったりとしたサイズを選ぶ
例:ラフィア素材のハット、頭部がメッシュネット仕様のキャップ、など

▼日傘
遮光性はもちろんのこと、体感温度を下げてくれる遮熱効果の高いものがおすすめ

▼ヘア用のUVスプレーやオイル
外出前に髪の表面に向けてスプレーをくるくると円を描くように1〜2周させればOK。ただし、スプレーは触ると取れてしまうので、こまめな付け直しが必要

伊熊奈美さん
「UVスプレーをしていることを過信してはいけません。帽子や日傘などの物理的な紫外線対策とダブルでやることが重要です」

また、最も無防備で日焼けしやすい「分け目」も気を付けたいところ。

地肌を隠すために、▼分け目の位置を毎日変える▼コームを使ってジグザグにしてくっきりさせない、といった工夫をして対策してほしい。