3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する台湾代表候補メンバー36人が13日、発表された。
NPBからは4人が選出され、西武は呉念庭内野手(29)と2019年プレミア12でベストナインに選ばれた張奕投手(28)の2人が候補入り。楽天の昨季24ホールドポイントをあげるなどセットアッパーとして活躍している宋家豪投手(30)、日本ハムと育成契約を結んだ王柏融外野手(29)が選ばれた。
その他、MLBのレッドソックスからFAとなっている張育成(27)など36人が代表候補入りした。
WBC1次ラウンドではオランダ・キューバ・イタリア・パナマと同じプールAに入り、3月8日から始まる地元・台湾開催での総当たりリーグ戦からスタート。5チーム中、上位2位までに入れば15日からの準々決勝ラウンド(東京ドーム開催)に進出し、日本と対戦する可能性がある。
台湾代表は2006年の第1回WBCから4大会連続で出場、2次ラウンドで敗退した2013年第3回大会を除いてはいずれも1次ラウンドで敗退、前回の2017年第4回大会では1勝も挙げられず敗退となった。
【WBC台湾代表成績】
第1回2006年 1次ラウンド敗退 1勝2敗
第2回2009年 1次ラウンド敗退 0勝2敗
第3回2013年 1次ラウンド突破 2勝1敗 2次ラウンド敗退 日本 4ー3 台湾
第4回2017年 1次ラウンド敗退 0勝3敗
【台湾代表候補36人】
■投手
黃子鵬、吳哲源、胡智為、張奕、宋家豪、呂彥青、曾峻岳、陳禹勳、曾仁和、王維中、林凱威、陳冠偉、李振昌、鄧愷威、陳冠宇、江少慶、陳仕朋
■捕手
吉力吉撈・鞏冠、林岱安、高宇杰、戴培峰
■內野手
張育成、吳念庭、范國宸、江坤宇、王威晨、岳東華、鄭宗哲、林子偉、林立
■外野手
郭天信、王柏融、成晉、陳晨威、陳傑憲、林安可
※写真は左上・呉念庭(西武)、右上・張奕(今季から西武)、左下・王柏融(日本ハム)、右下・宋家豪(楽天)