ボリビアで子どもたちと白球を追う

和田さん
「正直南米の中では野球は盛んではないんですよボリビアは。サッカーがあるんですけど」
1か月間、ボリビアの子どもたちに野球を教えるボランティアに参加。野球人気は高くなく、バットもグローブもない環境でした。
和田さん
「少ないんですけど子どもたちが一生懸命やっている姿に自分も少しでも力になりたいと思い、今回行くことを決めました」
野球に打ち込んだ少年時代

和田さんは小学生のころから大学まで野球に打ち込みました。野球を通じて学んだことをボリビアの子どもたちに伝えるつもりです。
和田さん
「今後野球を通じて人間形成を図れて、野球をやっててしっかり大人になったなと思ってもらえる子どもたちが1人2人出て来たらうれしいなって」

和田さんは徳山高校の出身です。母校のグラウンドを久しぶりに訪ねました。
和田さん
「寒い日も暑い日も、毎日ここで仲間と一緒に野球をして、汗水流してやってきたのが思い出深いですね」
がむしゃらに打ち込んだ経験があるからこそ、子どもたちに伝えたいことがありました。
和田さん
「自分も正直高校時代、夢がなくて大学まで夢はなかったんですけど、野球に限らずなにか1つでも続けていけば、自分みたいに青年海外協力隊という野球の職種にいつか出会えるので何か1つでもいいので続けていくのは大事かと思います」
経験伝え、世界に目を向けて
ボリビアの子どもたちに、野球の魅力と、夢を持つことの大切さを伝えたい。今はそのこと自体が和田さんの夢でもあります。
和田さん
「帰ってきたときにはその経験をしっかり伝えるのは自分の役目だと思っているので子どもたちに早い段階から世界に目を向けてもらえる機会を作れたらいいなと思います」