日本にとっての永遠の課題
福澤さん: (ポーランドは)層が厚いというか、耳馴染みのない選手が出てきても強いっていうこと、まあとにかく伝えたいわけですけれども。
熊崎アナ:やっぱりポーランドチームって、こう若手から入ってどんどん実績組も入って、決勝ラウンドになって完全体になって毎年表彰台取っていきますよ、っていうようなスタンスですもんね。
福澤さん:そうですね。だからまあ逆に言えばこの1週目でこのポーランド当たったっていうのはかなり大きいと思うんですよね。それを勝ち切ったっていうところ。今日なぜ勝てたかっていうところ。まあここを言っていきたいんですけれども。やっぱりもう間違いなくサーブとブロック。いわゆるパワーバレーですよね。高さとパワーでやってくる。今日も真ん中ミドルブロッカー何本も抜かれましたけど。
熊崎アナ:いや凄かったです。
福澤さん:あれ、実はフリーで打たせているわけではなくて、毎回飛んでるんですよ。高橋健太郎選手も山内(晶大)選手も毎回飛んでますし、何だったら2枚飛んでるんですよ。 関係ないですよね。 レマンスキー、(身長)2m17。
熊崎アナ:この方が厄介でしたね、今日はね。
福澤さん: あれはやっぱり反則ですよね。
熊崎アナ:だって高橋健太郎選手も山内選手も2mオーバーですよ。
福澤さん:そうですね。ただ、やっぱりロス(五輪)でメダルを取るためには、やっぱりそういった高さに対して、この平均身長で10cm以上、10cm近くある相手に対してどう戦っていくか。もうこれはずっと日本にとって永遠の課題なわけですよね。その中でやっぱり今日、まだまだこう詰めれるところたくさんありましたけど、やっぱ要所要所で小川(智大)選手、高橋藍選手、西田(有志)選手もしかりですけど、やっぱレシーブで、ブロックでカバーできなくてもレシーブで何とか繋いでいく。そういったシーンが見られたってのはすごくよかったと思いますし、特に5セット目、その繋いだところから点数を取り切る力。これが最後の最後でしっかり見せることができましたから。ここってまだ2戦目ですから。正直私の目から見ても、「あ、まだ繋ぎの部分が粗いな」とか、「もっと詰めれるとこあるな」っていうのは日本の中ではあるんですよね。
熊崎アナ:おお~、はい。
福澤さん:逆言えばそこが伸び代。
熊崎アナ:あるんですね、伸び代残してるんですね。
福澤さん:伸び代残ってる中でこの相手に対して勝ち切れた。この価値は非常に大きいと思うので。
熊崎アナ:日本代表としてもまだまだ大会通じて強くなってくわけですね。
福澤さん:そうですね。その中で、今日やっぱりいいなと思った兆しとしては、まずミドルブロッカー、ここに対して山内選手が1対1でしっかり勝ち切れてる。
熊崎アナ: 勝ちました。
福澤さん:ここはやっぱりかなり収穫としては大きかったと思いますし。あとはまあ選手層の厚さってところを武器に日本は戦っていかないといけないわけですけれども。西田選手、代わって入った宮浦選手。途中から入った甲斐選手。やっぱこういった選手がこう目まぐるしくこうメンバーチェンジをしていく中で、ちゃんと流れを途切れることなく新たな仕掛けとして、流れを生み出していってる。これができてるっていうのが、あの非常に今日のゲームも良かったなという風には思うので。思ってる以上にこの知らない選手とやるっていうのは結構大変なんですよ。
熊崎アナ:そうなんですね。
福澤さん:今はデータバレーで情報が揃った中で日本としてはそこに対してディフェンスどこに配置しますか、どういう攻め方をしていきますかっていうのを詰めて、それをきっちりやり切れるっていうのが日本の強みになってるんですよね。
熊崎アナ:はい。
福澤さん:逆言えばポーランドが半分以上あまり表に国際舞台に出てきてない選手が出てきたっていう、これは日本にとっては、ある種ビハインドの状態でスタートする。
熊崎アナ:そういうことですよね。
福澤さん:普段なら準備をしきって戦えてる状態なので、試合中もう1回見返してもらったら分かると思うんですけど、守備の配置立ってても、決められた後にちょっと首傾げてるシーンとかあるんですよ。
熊崎アナ:ありました、ありました。
福澤さん:あれってやっぱり「あ、このコース来るんだ」とか、それが掴みきれてないっていう、やっぱそういうところなので。ここもどんどんこう詰めていけば、よりレシーブっていうのは上がってくると思いますし、そういったバレーボールをこのネーションズリーグ通して作っていけるかどうか。ここは引き続きちょっと期待していきたいなと思いますね。

















