トルコのジラート・バンク・アンカラへの移籍を決断
「今シーズンのペルージャでの僕に求められていた一番の役割は、点数を取ることじゃなくて『ディフェンス』だった。『レセプション(サーブレシーブ)』だった。そこの起用はバランス的にも、今シーズンはアタッカーの自分としてはコートの中で難しかった。今の自分には『ディフェンス』と『サーブ』、レセプションのさらなる返球率と、サーブの効果率を、世界一のプレーヤーになるためには、圧倒的に伸ばさなければいけない課題と痛感している」
石川は、自分がまだ未完成であることを知っていた。だから成長できる環境を探した。その答えが、トルコだった。
世界バレーで日本を粉砕した、トルコ代表監督、スロボダン・コバチはトルコリーグについてこう語る。
「トルコはフィジカルが強いリーグ。背も高いし、力もある。サーブ、ブロック、カウンターが強み。トルコのリーグで勝つことは、どのチームにとっても決して簡単なことではない。ここは非常に競争力が高く、戦術的にもタフなチームがいくつも揃っている。勝つためには、まず自分たちが国内リーグの中で最もミスが少なく、タフな集団にならなければならない。精神的にも技術的にも強くあり続けなければ勝つことができない」
今自分の成長に必要なもの満たすのに、新たな視座を得るために完全に一致したのはトルコだった。トルコこそが自分を進化させる舞台だった。

















