北海道を除く46の都府県で被害 近年は被害拡大

 林野庁によりますと、「マツノザイセンチュウ」による松枯れ被害は「国内最大の森林病虫害」とされ、現在、北海道を除く46の都府県で被害が確認されています。

 鳥取県中部の北栄町でも海沿いの松林の大部分が茶色くなっています。県によりますと、近年松枯れが目立ち始め、去年は前年よりも6割増えたといいます。

 影響は景観だけに留まらず、海岸沿いでは防災林としての機能が低下し、高潮や砂による被害が起きる可能性があるといいます。

 (鳥取県森林づくり推進課・三浦功次さん)「こういった海岸松林がなくなると、すぐ裏にある農地の作物が塩害飛砂によって生育できなくなったり、道路や住宅が砂で埋まってしまうということが考えられる」

 国内全体の松枯れの被害量は減少傾向にありましたが、近年再び増加へ転じ、2024年は前年に比べ24%も被害が拡大しています。