“戦闘終結”交渉 今後の行方は?

中東支局長 増尾聡記者:
テヘラン市内では、イスラエルとの衝突の後もほとんど市民生活の変化は感じません。話を聞いても不安を口にする市民はほとんどいません。軍事的な緊張に対する慣れも感じます。

一方で、街中でよく目にするのは戦闘を題材にしたようなポスターです。軍事的な緊張が長引く中で、国民の士気を維持し、結束を促したいという当局の思惑を感じます。
小川彩佳キャスター:
大変気がかりなのが、今回のイランとイスラエルとの攻撃の応酬が今後の交渉にどのような影響を及ぼすのかというところです。
増尾聡記者:
今回の衝突は極めて限定的な規模かつ早期の幕引きとなったため、交渉そのものを脅かすような影響はなかったと思います。
さらに、イラン側はイスラエルとの応酬の後、自ら攻撃の打ち止めを表明しました。
イランとしても、戦闘が全面的に再開することで、停戦や戦闘終結に向けた交渉が振り出しに戻ることを避けたいという狙いがあると思います。
バガイ報道官も、今後の交渉については「状況を見極めていく」と述べるにとどめ、強硬な発言は控えました。イランとしても外交の窓口を閉ざすことなく、交渉を進めていきたいと考えていると感じました。
(news23 6月9日午後11時25分ごろ放送)

















