気象衛星「ひまわり」がとらえた3つの台風と熱帯低気圧。現在、列島に近づいているのが台風15号です。
茨城県の大洗海岸。台風の接近に伴い風が強まり、波が次々と海岸に押し寄せます。
今回の台風、異例のルートで接近しています。日本列島には西から近づくことが多い台風ですが、15号は東から西に進む“逆走台風”となっています。
あすの夕方から夜にかけて、福島県から千葉県に上陸するおそれがありますが、茨城県や福島県に上陸した場合、統計史上初のこと。普段、台風に不慣れな地域に強い雨や風をもたらす可能性があるのです。
気象庁によりますと、東北地方の太平洋側から上陸した台風は過去3例しかありません。その一つが2016年8月、岩手県に上陸した台風10号。死者・行方不明者は27人にものぼりました。初上陸の台風により、大きな被害を受けたのです。
そして、この“逆走台風”はお盆休みを直撃。交通機関への影響、そして、帰省や夏休みのイベントに影響は…。
東から西へと異例の“逆走ルート”で列島に近づく台風15号。台風がほとんど直接上陸したことがない、東北の太平洋側の地域にあす最接近する見込みです。
この地域に台風が初めて直接上陸したのは10年前の8月、場所は岩手県大船渡市付近です。
当時、記録的な大雨により、各地で川の堤防が決壊、大きな被害が出ました。岩泉町では、大量の流木が高齢者施設に押し寄せ、入所者9人が亡くなるなど、死者・行方不明者は27人にものぼりました。
これまで、台風が上陸したことのない福島県のビーチでは、15号の接近に警戒が高まっています。
「波が大変荒いです。遊泳は禁止となっています」
普段ならこの時期、多くの人で賑わいますが、きょうは台風の接近に伴い遊泳不可に。時折、強い風が吹き、波も徐々に高くなっています。
海の家を営業
「今年は半分も売り上げていない。昨年よりは人が来ていない。台風の影響がよっぽど大きい」
また、お盆休みのイベントにも影響が出ています。
およそ1万5000発の花火が打ち上げられる予定だった福井県の「三国花火大会」が中止に。あすまで、茨城県ひたちなか市で開催予定だった夏フェスも中止が発表されました。
お盆休みに直撃する見込みの“逆走台風”影響は、どこまで広がるのでしょうか?
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