停滞する梅雨前線の影響で、奄美地方は大雨となっています。奄美北部と十島村では土砂災害に厳重な警戒が必要です。

午後4時ごろの奄美市名瀬です。雨脚が強まり、視界が白くかすんでいます。

奄美大島の大和村では午後、1時間に72ミリの非常に激しい雨を観測しました。

きのう8日の降り始めからの総雨量は、十島村の宝島で157ミリ、中之島で142.5ミリとなっています。

名瀬測候所によりますと、奄美地方ではあす10日夜遅くにかけて大雨のおそれがあります。奄美北部と十島村では、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

奄美地方には避難の情報が出ています。避難指示が十島村の全域、高齢者等避難の情報が奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、そして徳之島・天城町に出ています。

ただ、夜間の暗い中での避難はかえって危険な場合もあります。危険を感じる場合は、がけや川から少しでも離れた建物や、屋内の高い場所に移動するなど、身の安全を確保してください。

県内各地で雨が続く中、鹿児島県などによりますと、午前10時ごろ、出水市とさつま町を結ぶ国道328号で、道路ののり面が高さ20メートル、幅15メートルにわたって崩れました。けが人はいませんでした。

現場付近の国道328号の通行止めは、午後6時に片側交互通行になりました。